高藤直寿が4年ぶり金メダル サファロフに一本勝ち
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「柔道・世界選手権」(28日、ブダペスト)
男子60キロ級決勝が行われ、リオデジャネイロ五輪銅メダルの高藤直寿(24)=パーク24=が、オルカン・サファロフ(アゼルバイジャン)に一本勝ちし、4年ぶり2度目の優勝を飾った。初出場の永山竜樹(東海大)は3回戦で敗退した。
高藤が3位に終わったリオ五輪の雪辱を果たした。五輪後の表彰イベントでは金メダリストたちが前に立つ中で、悔しさを味わい、練習に励んできた。
今年は大学の後輩でもある永山の猛追を受けたが、「若い世代が出てきても、まだまだ僕が一番だというのを見せないといけない」と話していた。
ハンガリーへの出発前に「勝ちにこだわって、泥臭く試合をしたい」と宣言していたとおり、経験を生かした試合運びで再び世界一に返り咲いた。