3横綱調整遅れが露呈「稀勢は基礎運動」「鶴竜は休場示唆」「白鵬は来ただけ」

 土俵外ですり足をする鶴竜
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 「大相撲秋場所」(10日初日、両国国技館)

 横綱審議委員会(横審)による稽古総見が1日、東京・両国国技館で行われた。4横綱は一応、勢ぞろいしたものの、土俵に入ったのは日馬富士(伊勢ケ浜)のみ。残る3横綱はそれぞれが故障を抱え、調整遅れを露呈した。

 稀勢の里は4日連続で基礎運動のみ。「まだまだ。しっかり体を作って体作りを優先。足首?どうだろ、自分でも分からない」と相撲を再開するめどすら立たない。

 鶴竜は「(足首が)腫れてまた痛みが出てきた」と、休場を来週にも判断することを示唆。白鵬は「俺はいいよ」と、足早に帰りの車に乗り込んだ。

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