体操 世界選手権種目別代表決定 13年あん馬世界王者亀山耕平が3年ぶり代表復帰!
体操の世界選手権(10月開幕・カナダ、モントリオール)の種目別代表を決める試技会が2日、都内で行われ、鉄棒の宮地秀亨(22)=茗渓ク=、跳馬の安里圭亮(24)=相好ク=、床の谷川航(21)=順大=、あん馬の亀山耕平(28)=徳洲会=の4人が選出された。すでに個人総合代表の内村航平(28)=リンガーハット=と、白井健三(21)=日体大=も試技会を行い、白井が6種目合計で85・250点、内村が83・100点だった。
あん馬の13年世界王者の亀山が逆転で3年ぶりの世界切符を勝ち取った。試技会で高難度の大技ブスナリを決めるなど力強い演技を見せ、15・150点をマーク。試技会前は“圏外”だったが、体操協会が独自に算出した世界ランクで上位に食い込み、代表権をもぎ取った。昨年リオ五輪代表に落選し、引退も考えたという28歳は「感慨深い。去年で辞めなくてよかった」と、拳を握った。