日本スケート連盟は４日、都内で理事会を行い、フィギュアスケートの海外大会派遣の変更について承認した。

　昨季の左股関節の疲労骨折から今季復帰する宮原知子（１９）＝関大・木下グループ＝は、復帰戦に予定していたフィンランディア杯（１０月６日開幕・フィンランド、エスポー）出場を辞退。小林芳子強化部長は「宮原さんはＧＰシリーズに向けての調整を最優先したいということで辞退になった。昨季の怪我はずいぶん回復している」と、説明した。ＧＰシリーズのＮＨＫ杯（１１月・大阪）が復帰戦となる見込みだ。

　また、ネーベルホルン杯（９月２７日開幕・ドイツ、オーバストドルフ）に出場予定だった白岩優奈（１５）＝関大ＫＦＳＣ＝は、フィンランディア杯に変更。ジュニアＧＰのラトビア大会（９月６日開幕・ラトビア、リガ）に出場予定だった島田高志郎（１５）＝木下グループ＝は、左内転筋損傷からの回復を見据え、クロアチア大会（９月２７日開幕・クロアチア、サグレブ）に変更となった。