好調・中田ジャパン 宿敵韓国撃破でスタートダッシュだ グラチャンバレー

 バレーボール4大大会の1つ、ワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)女子大会(5日開幕・東京、名古屋)の監督会見が4日、都内で行われ、7月のワールドGPでは格上のブラジル、ロシアを撃破、8月のアジア選手権では10年ぶりの優勝を果たすなど好調な全日本女子の中田久美監督(52)は「やってきたことを全て出して、来季に繋げたい」と、力を込めた。

 5月から指揮を取り、着実にチームを強化してきた“闘将”は、3日に52歳の誕生日を迎え、選手18人からプレゼントと、大きなケーキを贈られた。「すごく嬉しかった」と笑顔を浮かべつつ、「ここからさらに厳しい1年1年になる。責任を持って戦い抜く」と、気持ちを引き締めた。

 5日の初戦で対戦する韓国とはリオ五輪最終予選、五輪本番と2連敗中。「いい入りをして、いい結果で終えたい」と、宿敵撃破でのスタートダッシュを誓った。

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