鶴竜の出場は厳しい見通し 右足甲影響で踏み込めず

 右足首などに負傷を抱える横綱鶴竜の秋場所(10日初日・両国国技館)の出場が厳しい見通しとなった。5日、東京都墨田区の井筒部屋での稽古後に報道陣に対応し「一番大事な踏み込みが100パーセントでできない。自分の満足のいく準備ができて相撲が取れたらいい」と話した。

 鶴竜は4日に病院で検査を受けた。右足甲の剥離骨折の状態が芳しくなく「100パーセントで体重を乗せられない」と説明した。最終的な判断は7日までに表明する方針。

 師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)は次に出る場所に進退を懸けることを改めて明言し「(秋場所出場は)きついかもしれない」と述べた。

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