ボルト氏 日本人9秒台の可能性に舞妓はんと太鼓判「もちろんある」

 陸上男子100メートル、200メートルの世界記録保持者で8月の世界選手権を最後に現役を引退したウサイン・ボルト氏(31)=ジャマイカ=が5日、京都市内でイベントに出席した。

 「初めて」という京都・祇園の町並みを堪能しつつ、舞妓(まいこ)さんとおなじみの弓を引く“ボルトポーズ”も披露するご機嫌ぶり。現役復帰の可能性を問われると「ノー」と即座に首を横に振り「この競技でやりたいことは全てやった」と選手生活に未練がないことを強調した。

 現役ラストレースとなった400メートルリレー決勝でもともに走った日本については「リミットを設けず全力を出していた。明るい未来がある」と今後の躍進を予言。日本人初の9秒台の可能性についても「もちろんある」と太鼓判を押した。

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