上月財団は6日、国際大会などで好成績を残した選手に賞金を贈る2017年度「上月スポーツ賞」の表彰式を東京都内のホテルで開き、体操男子の白井健三(日体大)やフィギュアスケート女子の宮原知子(関大)、柔道男子のウルフ・アロン(東海大)、卓球女子の平野美宇(エリートアカデミー)ら34選手が受賞した。
3日に終了した世界選手権で100キロ級を制したウルフは「次からが大事。来年は足技でも寝技でも両方戦えるウルフ・アロンを見せられるようにしたい」と意欲を新たにし、10月に世界選手権を控える白井は「東京五輪に向けていい滑り出しになるように頑張りたい」と語った。