上月スポーツ賞の表彰式に出席したフィギュアスケート女子の宮原知子(19)=関大=は、左股関節疲労骨折や左足首捻挫、体調不良等で調整が順調でない現状について「無理はまだできない。少しずつ調子を戻していっている」と説明した。
「今までよりかなりセーブして、量より質を考えて練習している」と宮原。復帰戦はNHK杯(11月10日から、大阪)となる見込みだが、「グランプリシリーズは本番の感覚を取り戻す感じで。全日本に集中したい」と平昌五輪代表選考に大きく影響する12月末の全日本選手権(東京)に照準を合わせる方針。“ぶっつけ本番”での代表入りを狙う。