多田修平、桐生に主役譲らん!?9秒台期待の日本インカレ 福井で8日開幕
「陸上・日本学生対校選手権」(8日開幕、福井運動公園陸上競技場)
男子100メートルで日本人初の9秒台の期待が懸かるロンドン世界選手権400メートルリレー銅メダルメンバーの多田修平(21)=関学大=は7日、会場練習に姿を見せ、雨天だったため、室内練習場で調整した。
8月は世界選手権、ユニバーシアードの強行日程をこなし、ユニバでは疲労が出て7位に終わっていたが、今大会に向け、徐々に調子も回復。「まだ疲労は残っているけど、ユニバよりも走れる。勝負にこだわりたい」と、力を込めた。
今大会では同じくリレー銅メダルメンバーの桐生祥秀(東洋大)との対決に注目が集まる。大会プログラムでは桐生を押しのけて表紙を飾った。「僕の中ではライバル意識はある。桐生選手がどう思ってらっしゃるかは分からないけど。勝って優勝したい」と、闘志を燃やした。