SC軽井沢が長期海外遠征に出発 女子代表LS北見と五輪共闘宣言

 カーリング男子の平昌五輪代表のSC軽井沢が11日、成田空港からカナダ、豪州と渡る約3カ月の長期海外遠征へと出発した。スキップの両角友佑(32)は「調子は良くなってる。あとはどれだけ実戦でいつも通り投げられるか」と、五輪前の“武者修行”に向けて意気込みを語った。

 10日まで常呂町で行われた日本代表決定戦で女子の代表がLS北見に決定。海外五輪では初めて男女ともに出場する夢舞台に向けリードの両角公佑(29)は「アジア大会や、パシフィック選手権ではストーンやアイスの情報を共有したりしている。一緒にチームジャパンとして戦えれば」と、共闘を呼びかけた。

 一方で同じ軽井沢を拠点とする中部電力は代表を逃した。妹の絵美が中部電力にいるサードの清水徹郎(29)は「話はしてないが、応援してくれると思うので頑張りたい」。思いを背負って、五輪の舞台へ歩みを進める。

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