IOC会長、北朝鮮の影響を否定 平昌五輪開催で

 【リマ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は11日、リマでの理事会後に記者会見し、北朝鮮による核実験やミサイル発射が来年2月の平昌冬季五輪に及ぼす影響を否定した。韓国政府などと緊密に連携を取っていると強調し「表面化している懸念はない。外交的な解決を求める」と述べた。

 バッハ会長は、五輪期間中とその前後は武力紛争を控えるよう加盟国に求める停戦決議が国連総会で採択されることにも期待し、平昌五輪への選手団派遣を見送る国・地域が出ることはないと楽観視した。

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