石川佳純“はりみうペア”を歓迎も「ペア歴は私達が長い」プライドチラリ
卓球女子の石川佳純(24)=全農=が13日、インドで行われるアジアカップ(15日開幕)に出場するため成田空港から出発した。東京五輪で正式種目になる混合ダブルスで、平野美宇(17)と張本智和(14)=エリートアカデミー=がペアを結成し、来年1月の全日本選手権に参戦することが決まったことを受け、「五輪種目になってすごく盛り上がっている。強いペアがたくさん出てきて、レベルが高くなると思う」と歓迎した。
吉村真晴(名古屋ダイハツ)とのペアで世界選手権金メダルを獲得している石川は「男子と女子は全然違うので、男子は女子の変化のあるボールを、女子は男子の速いボールをいかに受けるかが重要。あとは遠慮せずに言い合って、コンビネーションが大事」と勝負のカギを説明。一方で、「ペア歴は私たちが一番長いし、世界トップになれた」と第一人者のプライドをのぞかせ、「昨年の全日本は決勝で負けているのでリベンジしたい」と2年ぶりの制覇を誓った。