代表引退の川内優輝が告白「燃え尽き症候群の一歩手前」

 陸上男子マラソンで8月の世界選手権(ロンドン)を最後に日本代表を引退した川内優輝(埼玉県庁)が13日、復帰戦となるオスロ・マラソン(16日、ノルウェー)に向けて出発。成田空港で取材に応じ、「世界選手権が終わってからはロンドンロスで練習に身が入らなかったが、今回はタイムではなく優勝だけを狙って走る」と意気込んだ。

 持てる力の全てを出し切って9位となった代表ラストランから帰国後、2週間ほどは「燃え尽き症候群の一歩手前だった」と告白。ジョグ程度の練習は続けたものの、「慰労会に呼ばれて飲み食いしていたら、体重が61キロにリバウンドして、体脂肪率も13%。ヤバイですよね」と頭をかいた。

 しかし、ランナーとしての意欲は衰えていない。オスロを皮切りに海外大会を中心に転戦し、12月の福岡国際マラソンへの参戦にも意欲を示している。東京五輪を目指すトップランナーたちとのガチンコ勝負になるだけに「福岡までには(コンディションを)戻さないと」と世界最強の公務員ランナーは変わらぬ闘志をたぎらせた。

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