樋口新葉 悔しい2位 SP首位もザギトワに逆転V許す

 「フィギュアスケート・ロンバルディア杯」(15日、ベルガモ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の樋口新葉(16)=東京・日本橋女学館高=は143・37点を出し、合計で自己ベストを更新する217・63点をマークしたが、2位に終わった。昨季世界ジュニア女王の15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が147・17点を出し、合計218・46点でSP3位から逆転優勝した。

 映画「007」の曲を使ったフリーを堂々と演じきったが、一つ年下のザギトワに0・83点差で逆転された。「もう少しいい演技をすれば勝てる」。樋口は、すべてのジャンプを基礎点が1・1倍になる演技後半に跳んで得点を稼いだライバルに敗れ、悔しがった。

 1年前にシニアデビューを果たした大会。「何も分からないまま出て緊張した」と振り返る。今回は「戦う相手も意識して自分に入り込めた」と成長を実感できた。

 平昌冬季五輪を目指すシーズンの第一歩。「直すべきところを直し、次はより点をもらえるように」と闘志に火が付いた。

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