バド桃田、国際大会復帰2勝目で手応え「自分自身に期待してる」
バドミントン男子で世界ランク213位の桃田賢斗(23)=NTT東日本=が18日、優勝したベルギー国際を終えて羽田空港に帰国した。今回は世界ランク47位の相手を撃破するなど予選から全7試合をストレート勝ちで飾り、「最近結果を出している選手もいる中で、1ゲームも落とさずに優勝できたので、すごく自信になった」と振り返った。
空港到着ロビーでの笑顔が充実ぶりを物語っていた。実戦復帰以降、国際大会では7月のカナダ・オープン準優勝、8月のヨネックス・K&Dグラフィックス・インターナショナル優勝に続いて、好調を維持している。
積極的に攻めるプレーも取り戻しつつあり、「自分でも今回は手応えがあったので、もっと強い選手とやりたい。海外大会に出させていただくだけで感謝しているので、バドミントンを楽しみたい」と意欲を燃やした。
今後は27日開幕のチェコ・オープンに出場した後、復帰以降は最も格の高いグランプリゴールド(GPG)であるオランダ・オープン(10月10日開幕)に出場予定。「自分自身、自分に期待している。もっともっと強くなりたい」。上だけを目指して泥臭くシャトルを追う覚悟だ。