内村航平7連覇かけた世界体操へ誓い「難しい事を簡単に美しく」
体操の内村航平(28)=リンガーハット=が19日、東京・港区内のテレビ朝日で、自身が出場する「世界体操」(10月2日~8日、カナダ・モントリオール)の記者会見に出席した。前人未到の個人総合7連覇、国内外での個人総合で41連勝を目指す絶対王者は「難しい事を簡単に美しく」を目標に掲げた。
キャスターの松岡修造が「だいぶん、深いですよ」とうなる文言を、内村はこう説明した。
「体操っていうのは、難しいことを簡単に見せないといけない。でも難しさも伝えないといけない。それプラス日本の美しい体操を。新しい自分を見せていきたい。難しいことを簡単にできないと体操選手として本物じゃないかなと考えていて」
リオ五輪でも貫いた、美しい体操を世界に見せつける。
東京五輪も意識している。アピールポイントを「やはり美しさですよね。ほかの選手が出せない美しさを出していければ」と掲げ、「日本の体操は美しいと言われて、リオ五輪で結果を残して知っていただけた。日本の美しいって何なんだろうという、その答えを東京までに見つけて、ここを第一歩としていきたい」と語った。