堀江、福岡がウェブ・エリス・カップを前に決意「使命感持って頑張る」

 ラグビーワールドカップ2015日本代表の堀江翔太(31)、福岡堅樹(25)らが20日、都内で行われた「ラグビーワールドカップ2019日本大会 2YEARS TO GO FESTIVAL」オープニングセレモニーに登場。優勝国に渡されるトロフィー「ウェブ・エリス・カップ」の本物がお披露目され、堀江、福岡も改めて2年後への決意を語った。

 「ウェブ・エリス・カップ」は純銀製で金箔で覆われており、歴代優勝チーム名が刻印されている。レプリカではなく本物が登場したことで堀江も福岡もまじまじとトロフィーを凝視。堀江は「触りたいけど、優勝した人しか触れない。現役でいる間はそれ(優勝)を目指していきたい」と決意。福岡も「重みを感じる。自分も名前を刻みたい」と意気込んだ。

 会場では2015年大会の南ア戦のVTRも流された。堀江は「過去のことなので…。3日後にはスコットランド戦があったので浮かれてもいられなかった」と振り返ったが、福岡は「スタンド観戦だったが、後半は興奮してピッチまで降りてドキドキしていた。勝利の瞬間は辛いことが全部報われたと思った」と興奮気味に語った。

 だが現在は、ラグビーへの注目度も当時に比べ下がっていることを自覚。堀江も「人気は2015年の時より下がっている。それを取り戻すため、試合は第一優先だが、こういったイベントに出たりしてラグビーを知ってもらう必要がある」と2年後に向けて更にラグビー熱を盛り上げる必要性も実感。「あと2年しかない。しっかり準備して、2015年の時よりも結果を良くしていく使命感を持って、一つになって頑張る」と、優勝トロフィーを前に決意を語っていた。

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