柔道世界王者ウルフ、体重10キロ増告白「まずいっすね」
柔道の世界選手権(ブダペスト)に出場した東海大所属、OB選手が21日、神奈川県平塚市内で行われた報告会に出席した。男子100キロ級金メダルのウルフ・アロン(21)は、帰国後にご褒美の焼き肉などを食べて太ったことを告白し、「今は110キロです。まずいっすね」と苦笑いした。
今後は10月の全日本学生体重別団体(尼崎)に出た後、12月のグランドスラム(GS)東京に出場する。今年から世界選手権金メダリストは、GS東京も優勝すれば来年の代表も決まるだけに、「勝たないといけない。100キロ級で(東京五輪に向けて)まだ一歩か二歩前に進んだだけなんで」と王者として足場を固めることを誓った。
すっかり緩くなった体をさすりながら、「しっかり調整してベストな状態で臨む」と気合を入れ直した。