“絶対女王”メドベージェワ、今季初戦でSPいきなり80点 断トツ首位発進
「フィギュアスケート・オンドレイ・ネペラ杯」(21日、スロバキア、ブラチスラバ)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、世界女王のエフゲニア・メドベージェワ(17)=ロシア=がほぼ完ぺきな演技で、自身の持つ世界記録に0・85点差まで迫る80・00点をマーク。断トツの首位発進を決めた。
世界選手権、GPファイナルとも2連覇中の“絶対女王”が、最大のターゲットである平昌五輪の金メダルに向けて、圧巻のパフォーマンスでスタートを切った。すべて基礎点が1・1倍となる後半に組み込んだジャンプは、3回転フリップ-3回転トーループ、3回転ループ、ダブルアクセルと大幅な加点付きで成功。スピン、ステップはすべて最高レベルの4。5項目の構成点では、異次元の9点台を並べた。
個人戦では15年11月のロシア杯での2位以来、負けなしの10連勝中。今季も死角は見当たらない。