羽生 前世界王者ハビエルと直接対決 練習から「絶対負けないぞ」
「フィギュアスケート・オータムクラシック」(21日、カナダ、モントリオール)
平昌五輪で66年ぶりとなる連覇を狙うソチ五輪金メダリストの羽生結弦(22)=ANA=は、22日(日本時間23日)のショートプログラムへ向け公式練習に参加した。
これまで何度も世界の頂点を争ってきた前世界王者のハビエル・フェルナンデス(スペイン)とは、シーズン初戦でいきなりの直接対決だ。右膝にわずかな痛みを抱える状態のため、武器の4回転ループは回避する方針だが、4回転サルコーやトーループは何度も着氷。感覚自体は上々のようだ。
フェルナンデスとの対決について問われると「ビックリしました」と答えた羽生。ともに師事するブライアン・オーサー氏からは特に何も聞かされていなかったといい「え?って言った」という。
しかし、早速の顔合わせに「モチベーションはすごく高くなっているし、一緒に練習しながら『絶対負けないぞ』って思いながら練習できている」と強気だ。「気の抜けた試合ではなく、気を引き締めた試合にして、収穫のある試合にしたい」と意気込んだ。