元十両の若乃島、力真が引退届けを提出
「大相撲秋場所・14日目」(23日、両国国技館)
元十両の若乃島(32、本名・再田史也、芝田山部屋)、元十両の力真(21、本名・久保田樹、立浪部屋)が日本相撲協会に引退届けを提出した。
若乃島は放駒部屋から00年春場所で初土俵を踏んだ。13年初場所後に師匠の定年に伴い、芝田山部屋に移籍。14年名古屋場所で悲願の新十両となったが、1場所で幕下に降格。その後は再十両と陥落を繰り返し、通算十両在位は7場所だった。
力真は相撲協会が八百長問題に揺れていた11年5月の技量審査場所で初土俵を踏んだ。今年初場所で新十両に昇進。春場所では9勝6敗と勝ち越したが、夏場所、名古屋場所と連続負け越しを喫して十両陥落。東幕下6枚目で迎えた今場所は休場していた。