奥原希望が涙…右膝の負傷で準決勝を棄権「コートに立ちたかった」
「バドミントン・ジャパン・オープン」(23日、東京体育館)
各種目の準決勝が行われ、男子ダブルスは世界ランク17位の井上拓斗(22)、金子祐樹(23)組=日本ユニシス=がリオデジャネイロ五輪8強のロシア組を逆転で破り、日本男子としては大会初の優勝に王手をかけた。女子ダブルスはリオ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が世界選手権銀メダルの福島由紀、広田彩花組(再春館製薬所)を2-0で下し決勝進出。混合ダブルスは保木卓朗(トナミ運輸)、広田組が決勝に進んだ。
世界選手権金メダルの奥原希望(日本ユニシス)が右膝の故障で女子シングルス準決勝を棄権した。21日の2回戦後から痛みを感じたという。
14年に手術を経験している古傷だけに「この後も試合が続くので」と無理はしないことを選択。会見では涙を流しながら「ホームゲームなのでコートに立ちたかったが、体がどうしてもダメと訴えてきた」と説明した。