ヤマハ発動機11トライ快勝!五郎丸はコンバージョン4本ミスもフル出場
「ラグビー・トップリーグ、ヤマハ発動機69-21キヤノン」(24日、大分銀行ドーム)
ヤマハ発動機は、今季、主将に就任したナンバー8堀江恭佑(27)の先制トライなど11トライの猛攻を見せた。FB五郎丸歩(31)らが躍動し、今季4勝目を挙げた。
ヤマハ自慢のスクラムが勝利を呼び寄せた。前半8分、マイボールスクラムから前に出て、モールを形成。抜け出した堀江が左中間に飛び込んだ。堀江は「最初のスクラムで優位に立てた」と喜んだ。その後はトライラッシュだ。
2019年のワールドカップ(W杯)が開催される大分銀行ドームには1万8279人が詰め掛けた。五郎丸は「キックの調子が練習から悪かったのを引きずってしまった」と、珍しく4本のコンバージョンキックを外したが、フル出場でファンを沸かせた。
サントリーには惜敗したが、ここまで4勝1敗。「中5日で迎える神戸製鋼戦へ切り替える」と堀江。大勝にも浮かれず、30日、地元の静岡・エコパで5連勝の難敵を迎え撃つ。