平野美宇“燃え尽き”告白 アジア杯で4位「卓球に打ち込めてなかった」
卓球女子で世界選手権銅メダルの平野美宇(17)=エリートアカデミー=が25日、遠征先のオーストリアから帰国した。
約2カ月ぶりの試合だったアジア杯(インド)では、予選リーグで3戦2敗。最終的には4位に入ったものの、「技術的にはよかったけど気持ちが足りなかった」と振り返り、「今までよりも卓球に打ち込めていなかった自分がいた。だから負けたんだと思うのが悔しかった」と唇をかんだ。
今年一番の目標だった世界選手権女子シングルスで日本勢48年ぶりのメダルを獲得し、「一段落して、どこか満足していた」と告白。久々の実戦で“燃え尽き症候群”を実感しただけに「もうちょっと頑張らないといけない」と気合を入れ直した。
2連覇が懸かるW杯(10月、カナダ)への出場権も獲得し、次の目標もできた。「優勝できるように…いや、優勝します!」と力強く言い直した。