横審、日馬富士4敗も優勝を評価 全休3横綱に寛容

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は25日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲秋場所に一人横綱で臨み、11勝4敗で逆転優勝した日馬富士について、面目を保ったとの評価で一致した。

 日馬富士は序盤で3連敗するなど金星4個を与え、11勝での優勝は1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で3度目の最低成績。

 全休した白鵬、稀勢の里、鶴竜の3横綱に対し、横審は万全の状態で出場を求めるという従来の姿勢を確認。北村正任委員長は「九州場所で全員そろってほしいが不十分なままではどうか。早くけがを克服し、来場所以降に復帰してもらいたい」と寛容だった。

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