藤光謙司、東京五輪で表彰台狙うゾ 日本人初の200メートル19秒台誓う

 8月に行われた陸上の世界選手権男子400メートルリレーで銅メダルを獲得した藤光謙司(31)が25日、所属先である北九州市のゼンリンで報告会に臨んだ。「(東京)五輪や世界選手権で、個人種目でファイナル(決勝)や表彰台に立ちたい」と34歳で迎える東京五輪での活躍を誓った。

 200メートルを本職とする藤光が、その目標に到達するために必要と考えるのが日本人初の19秒台だ。100メートルでは桐生祥秀(東洋大)が日本人初の9秒台を達成。次なる日本短距離界の悲願に注目が集まっている。筋や腱(けん)を鍛える新たなトレーニングを取り入れており「それがうまくはまれば出るんじゃないかという手応えがある」と力を込めた。

 24日には山県亮太(セイコーホールディングス)が100メートルで10秒00を出すなど日本短距離界の好況は続き、リレーでの金メダルも夢物語でなくなりつつある。「世界と近づいている感覚はある。五輪で勝負できるような取り組みを続けていきたい」。陸上の世界地図を更新する意気込みだ。

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