石川祐希が3度目のイタリア挑戦 グラチャン惨敗「外に出るのが大事」

 バレーボール全日本男子のエース、石川祐希(21)=中大=が26日、都内で3度目のイタリア・セリエAへの挑戦を発表した。チームは昨年と同じ中堅クラブのラティーナ。今回の契約は10月からで初めてのフルシーズンの参戦となる。「昨季はなじめたか、なじめてないか分からない感じだった。少し試合には出れたけど、最初からだったらどうだったのかと思い、次はシーズンの最初から行きたいとお願いした」と、経緯を説明した。

 先日の四大大会の1つ、グラチャンバレーで、日本男子は5戦全敗の勝ち点0で最下位に終わった。「何が足りないかといえば、1つ1つのプレーもそうだけど、経験が1番足りない。海外の選手は常に色んな国で戦っている。日本もそういう選手が増えることで色んな対応ができるようになると思う。外に出ることが大事と改めて感じた」。エースとして、20年東京五輪に向け、さらなる成長の必要性を感じた。

 グラチャンで負傷した右ひざについては、右ひざ側副じん帯損傷で全治4~6週間と診断されており、現在はリハビリ中。10月中旬の開幕戦からの出場は難しい状況だが「まず怪我を治すことを最優先で考えて、迷惑を掛けた分は結果で返したい」と、話した。

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