白鵬 弟弟子のため左膝の痛みおして10月の公式行事参加へ
左膝を痛め大相撲秋場所を全休した横綱白鵬(32)=宮城野=が30日、当初休場予定だった10月2日の東京・明治神宮での土俵入りと、4日に両国国技館で実施される大相撲beyond2020場所に参加することを決めた。2日の全日本力士選士権はすでに組み合わせが決まっているため出場しない。
関係者によると、現時点でも土俵での申し合い稽古はできない状況であり、5日に千葉県八千代市から始まる秋巡業はしばらく休場するが、途中合流の予定に変わりはない。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)は「まだ膝は引っかかる感じ。稽古再開のめどは立っていない」と話していた。
白鵬は2日と4日に日本相撲協会の公式行事に参加することで、1日に都内で開かれる弟弟子・幕内石浦の結婚披露宴に出席できることになった。日本相撲協会は28日の師匠会で、場所後の公式行事に参加できない場合は私的なイベントに参加させないよう申し合わせていた。