桃田賢斗 世界トップに感嘆「まだこのレベルに達してない

 バドミントン男子の桃田賢斗(23)=NTT東日本=が2日、欧州遠征から羽田空港に帰国した。チェコ・オープンで国際大会復帰後3勝目を挙げ、「予想以上に自分らしい思い切りのいいプレーができた」と手応えを口にした。

 完全復活に向けて自信を取り戻すとともに、世界のトップ戦線への意識も強くなってきた。9月に東京体育館で行われたジャパン・オープンは、大会4日目を会場で観戦。世界のトップが集うスーパーシリーズ(SS)を久々に目の当たりにし、「緊張感や1球1球の精度とか、今の自分と比べると(自分は)まだこのレベルには達していない」と感嘆。「いつかまたこの選手たちと試合をしたいと思った」と闘志を燃やした。

 同大会で男子シングルスを制した世界王者のビクトル・アクセルセン(デンマーク)についても「本当に強い。今の自分が対戦したと考えると、普通に負けると思う」と話し、「(自分のプレーに)もう少し自信がついてから対戦したい」とレベルアップを誓った。

 次戦は、SSに次ぐグランプリゴールド(GPG)に位置づけられるオランダ・オープン(10日開幕)に出場する。「正直もっと強い相手と戦いたい。世界ランク上位の選手が出てくるので、自分らしく最後まで諦めず、感謝の気持ちを忘れずプレーしたい」。現在は世界ランク163位。上だけを見てはい上がる。

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