初の個人総合 白井健三は銅メダル!日本勢個人総合11大会連続メダルの歴史つなぐ
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「体操・世界選手権」(5日、カナダ・モントリオール)
男子個人総合決勝が行われ、世界大会初の個人総合出場となった白井健三(21)=日体大=は、86・431点で堂々の銅メダルを獲得した。日本勢11大会連続の個人総合メダルの記録をつないだ。中国がワンツーフィニッシュを決めた。
最初の種目だった得点源の床で完ぺきな演技を見せ、15・733点と、2位に1点以上の差を付けるロケットスタートを見せると、跳馬でも15点台をマークし、トップ争いを繰り広げた。最終種目の鉄棒を残して3位につけた白井は、鉄棒でも安定した演技を見せ、離れ技をすべて成功。しっかりと演技を締めくくり、笑顔でガッツポーズを見せた。
6連覇中だった“絶対王者”内村航平が予選で故障し、まさかの棄権。「師匠」と慕う先輩の思いを胸にしっかりと戦い抜き、“後継者”としての存在感を世界に見せつけた。