稀勢の里、連日の三番稽古「疲れていたら力士はやっていられない」 大相撲秋巡業

朝乃山(左)と連日の三番稽古を行う稀勢の里
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 大相撲の秋巡業は6日、横浜市で行われ、左上腕部などの負傷で秋場所を全休した横綱稀勢の里(31)=田子ノ浦=が幕内朝乃山(23)=高砂=を連日指名し三番稽古を行った。いきなり両差しを許し、寄り切られるなど、この日は12勝6敗。

 左四つに組み止めれば圧倒したものの、右四つの朝乃山もこの日は対策を練っていた。前日ほど圧倒はできず、横綱は「はー」、「あーあかん」と、ぼやきの声も出た。

 とはいえ、若武者の全力での挑戦がうれしかった様子で「(相手に)どんどん力を出させる稽古をすることが自分のためになる」と納得顔。2日で35番の猛稽古には「こんなんで疲れていたら力士はやっていられない」と元気いっぱいだった。

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