大鵬の孫・納谷幸之介 団体と個人の2冠達成 九州場所でデビュー予定
「愛媛国体・相撲」(7日、乙亥会館)
相撲の少年は、大相撲の元横綱大鵬(故人)の孫で埼玉の納谷幸之介(埼玉栄高)が個人、団体の2冠に輝いた。アマチュアとして最後の大会を、最高の形で締めくくった。相撲の少年で、埼玉栄高3年の納谷が団体と個人の2種目で優勝。大相撲の大嶽部屋に入門し、11月の九州場所でデビューする予定で「悔いの残らないようにやろうと思っていた。その通りにできた」と満面の笑みだった。
190センチ、160キロの巨体ながら、動き回る相手にもしっかりとついていく足運びが光った。17歳のホープは「うれしいし、もっと頑張ろうと思える。高校の相撲はやり切った。大相撲で活躍して、いけるところまでいきたい」と力強く言った。