宇野昌磨 ジャンプ乱れて3位 演技後には手を合わせて“謝罪”
「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(7日、さいたまスーパーアリーナ)
日本、欧州、北米によるフリーのみのチーム対抗戦が行われ、女子で四大陸選手権王者の三原舞依(18)=シスメックス=がオープン大会のため非公認ながら147・83点をマークし、自身が持つ日本歴代最高を上回った。大会は男女2人ずつの合計点で競われ、三原、本田真凜(16)=大阪・関大高、宇野昌磨(19)=トヨタ自動車、プロスケーターの織田信成さん(30)で臨んだ日本は合計614・93点の2位で、3連覇を逃した。欧州が615・35点で優勝した。
男子でエースの役割が期待された宇野昌磨は、後半の4回転フリップでの転倒などジャンプが乱れて3位。9月半ばに行われ、自己ベストを出した初戦のロンバルディア杯よりも40点近く低い得点で欧州に逆転を許した。
演技後は手を合わせて“謝罪”。「申し訳ない気持ちでいっぱい。すごく悔しい」と唇をかみしめた。本格的な五輪シーズンに向け「この試合があったから良かったと言えるようにしたい」と前を向いた。