本田真凜「得たものは悔しさ」 世界の“壁”痛感…自己ベストマークも5位
「フィギュアスケート・ジャパンオープン」(7日、さいたまスーパーアリーナ)
日本、欧州、北米によるフリーのみのチーム対抗戦が行われ、女子で四大陸選手権王者の三原舞依(18)=シスメックス=がオープン大会のため非公認ながら147・83点をマークし、自身が持つ日本歴代最高を上回った。大会は男女2人ずつの合計点で競われ、三原、本田真凜(16)=大阪・関大高、宇野昌磨(19)=トヨタ自動車、プロスケーターの織田信成さん(30)で臨んだ日本は合計614・93点の2位で、3連覇を逃した。欧州が615・35点で優勝した。
今季シニアデビューした本田は、ミスは後半の連続ジャンプだけにとどめて“自己ベスト”の133・41点をマークしたものの、6人中5位に終わった。
表彰台に乗った3人が140点以上を並べたシニアトップのレベルを目の当たりにし「ジュニアの時だったら、この演技で満足したかもしれないけど、通用しなかった。得たものは悔しさ」と闘志をみなぎらせた。
その後、エキシビションに出演し、ピアノ曲「ザ・ギビング」を使った平昌五輪用の新SPを披露。冒頭に3回転ルッツ、演技後半に2つのジャンプを組み込んだプログラムを演じ切った。