JOC山下強化本部長、平昌五輪メダル目標は「金複数個を含む9個」
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕強化本部長(60)は12日、都内で行われた講演会で、18年平昌五輪での日本選手団の目標が「金メダル複数個を含む9個」であることを明かした。
メダル候補としては、フィギュアスケートの羽生結弦、宇野昌磨、スキージャンプの高梨沙羅、伊藤有希、ノルディック複合の渡部暁斗、スノーボードの小野塚彩那、スピードスケートの小平奈緒、高木美帆、女子チームパシュートを挙げた。
その中でも、金メダル候補としては「ジャンプ女子とか、渡部さんもいい。小平さんもすごいし、高木さんも調子がいいみたい。羽生さんの2連覇も見たいしね。そういう意味では、決して複数の金メダルは不可能じゃない」と話し、金メダルは1個だった14年ソチ五輪を超える活躍を期待した。
また、20年東京五輪についても、あくまで私見であるとしながら「個人的には金メダル30個も狙えるんじゃないかと思う」と山下氏。「今年の世界選手権では柔道ももちろん頑張ったが、先日は体操で白井君、村上さんが金メダルを獲ったり、卓球、バドミントン、レスリングなども頑張っている。陸上でも(男子100メートルで)ついに10秒を切って、楽しみな若手がどんどん出てきた」と期待を込めた。