東京国際大、逆転で2年ぶり箱根決めた!大志田監督「選手が100%出した」
「箱根駅伝予選会」(14日、立川駐屯地~国営昭和記念公園=20キロ)
10大学に与えられる本戦の出場権をかけた予選会が行われた。今年も明暗を分ける10位争いはし烈で、東京国際大が逆転で滑り込み2年ぶり2回目の出場を果たした。
各校上位10人の合計タイムで競われ、東京国際大は5キロ通過時点では14位だった。10キロで13位。15キロでは11位と徐々に順位を上げていき、最終順位で日大、創価大、明大を上回った。
大志田秀次監督は「選手の状況は決していい状況ではなかったんですけど、一人一人の調子を見ながら最終的なコンディションができたので、相手ではなく自分の力を選手が100%出してくれて、そういう結果につながったと思います」と選手をたたえた。
2016年の初出場では総合17位に終わった。「昨年、初めて出た時は出るだけで終わってしまった。(予選会)最下位のチームですけども、その中から上位に入れるように、シードを狙えるようなチームを作っていきたい」とシード権が得られる10位以内を目標に掲げた。
過去87回出場を誇る名門・日大が11位、同じく過去59回出場の明大が13位で出場権を逃した。昨年、予選会で敗退し87回で連続出場が途絶えた中大は3位で2年ぶり91回目となる本戦出場権を獲得した。