桐生祥秀、日本人初の200メートル19秒台も狙う「ガメつくいきたい」

 陸上男子100メートルで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(21)=東洋大=が18日、東洋大白山キャンパスで行われた報告会に出席した。多くの学生から祝福され「こうやってお祝いしてもらえるのはうれしい。今年は日本選手権で負けてからロンドン世界選手権まではすごく長く感じたけど、9秒台が出てからはあっという間な気がする」と、笑顔で話した。

 今季は月末の日本選手権リレーで終了。来季に向けては、200メートルの強化にも力を入れる予定で「100が9秒98で、200のベストは20秒41。ちょっとかけ離れすぎている。100メートルの2倍ぐらいにしたい」と、キッパリ。2倍なら19秒96で、これまた日本人初の200メートル19秒台となるが「そこはガメつく狙いにいきたい」と、瞳をギラつかせた。

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