主将復帰のリーチ「周りの意識が高い」 ラグビー日本代表合宿開始
ラグビー日本代表が23日、今月末から始まる代表戦4試合に向けて福岡県宗像市内で合宿を開始した。19日のメンバー発表後にCTB山中(神戸製鋼)とフランカー徳永(東芝)が追加招集され、合宿不参加のアニセ(キヤノン)を除く35人が汗を流した。15年W杯イングランド大会以来の主将に復帰したフランカーのリーチ(東芝)は精力的に動き「周りの意識が高い。やりやすい」と満足そうに話した。
午前はミーティングとグラウンドでの簡単な動きの確認、午後は1時間半ほど主に防御面の習熟に当てた。この合宿から加入した防御担当の新コーチの下で戦術理解を深めている段階でリーチは「理解できたし、いい質問もたくさん出ていた」と好感触を口にした。
チームは28日に強化試合として世界選抜と対戦し、11月4日のオーストラリア戦後、フランスに遠征して18日にトンガ、25日にフランスと戦う。