日体大は世界王者の阿部を温存するも順調に勝ち進む 阿部は一本勝ちを予告

 「柔道・全日本学生体重別団体優勝大会」(28日、ベイコム総合体育館)

 男女各2回戦までが行われ、男子は世界選手権66キロ級金メダルの阿部一二三(20)を擁する日体大が、阿部は出場しなかったものの3回戦に進出した。同100キロ級金メダルのウルフ・アロン(21)を擁する東海大、前回覇者の国士舘大なども2回戦を突破。29日は3回戦から決勝まで行われる。

 日体大は世界王者の阿部を温存する中、順調に勝ち進んだ。ベンチで見守った阿部は、出場予定の29日に向けて「世界選手権が終わってから一発目の試合なので、次のグランドスラム東京(12月)にいい形でつなげたい。自分の柔道をしっかり見せたい」と豪快な一本勝ちを予告。「チームの雰囲気はいい。あしたは絶対に自分がポイントを取らないといけない」と使命感を燃やした。

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