平野美宇、順当に4強入り 強打で揺さぶり…相手の“弱点”突く
「卓球・女子ワールドカップ」(28日、マーカム)
シングルスが行われ、昨年の大会で日本勢初優勝を果たした第4シードの平野美宇(17)=エリートアカデミー=が4強入りした。1回戦でマチルダ・エクホルム(スウェーデン)を4-1で下し、準々決勝では陳思羽(台湾)に4-0で快勝した。第3シードの石川佳純(24)=全農=は1回戦で李皓晴(香港)に3-4で逆転負けした。
大会2連覇を目指す平野が格下の2選手を退けて順当に4強入り。「2試合とも自分の思い切ったプレーができた」と満足そうだった。1回戦よりも2試合目の準々決勝の方がサーブや動きに切れがあり、左脚を痛めていた相手を強打で揺さぶった。「相手は1回戦でも脚を痛がるアピールをしていたので精神的に崩れると思った」と、気持ちの面でも相手を上回った。