7位発進の三原舞依「切り替えられたら」直前の練習ではロシア選手と接触
「フィギュアスケート・中国杯」(3日、北京)
女子ショートプログラム(SP)が行われ、昨季四大陸選手権女王の三原舞依(18)=シスメックス=は66・90点で7位発進した。最終組に残れなかったが、70・65点で首位に立ったデールマン(カナダ)とはわずか3・75点差。「フリーに向けて切り替えられたら」と必死に前を向いた。
冒頭、得意のルッツ-トーループの連続3回転で回転不足の判定。演技後半のジャンプもあまり加点がつかず、ステップはレベル3(最高が4)だった。
直前の6分間練習では、トゥクタミシェワ(ロシア)と接触。「動揺はなかった」としたが「痛みを言ってしまうと言い訳にしてしまうので言いたくない。明日に向けてケアしたい」とだけ話した。
「フリーは得意。練習からずっとノーミスできているので、その気持ちを持って、思いっきりできたら」と三原。巻き返しはまだ十分可能だ。
樋口新葉(東京・日本橋女学館高)が70・53点の2位、本田真凜(大阪・関大高)は6位だった。