田中刑事、自己ベストで4位発進「勢いを大切にして滑れた」

 「フィギュアスケート・中国杯」(3日、北京)

 男子SPで田中刑事(22)=倉敷芸術科学大大学院=は4回転サルコーを降り、87・19点で4位となった。ミハイル・コリャダ(ロシア)が4回転のルッツ、トーループを決め、103・13点でトップに立った。

 初戦のロシア杯を右腸腰筋の損傷で欠場した田中が、冒頭の4回転サルコーなど全てのジャンプを決める会心の演技で自己ベストを更新し、4位で発進した。ケガは治ったが、練習から4回転は絶不調で「不安しかなかった」という。それでも「失敗してもいいやという気持ちで、勢いを大切にして滑れた」と打ち明け、開き直りが最高の演技につながった。

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