田中刑事、無念の7位 終盤でまさかの転倒

 「フィギュアスケート・中国杯」(4日、北京)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム4位の田中刑事(22)=倉敷芸術科学大大学院=は、フリー159・98点、合計247・17点で7位だった。

 冒頭の4回転サルコーはしっかりと成功させたが、続く4回転トーループが3回転に。後半の4回転サルコーも3回転になるなど得点が伸びなかった。また演技終盤では、ループジャンプの助走に入るところでまさかの転倒。「よくわからないところでこけてしまった」とうつむいた。

 GPシリーズ第1戦ロシア杯を右腸腰筋筋損傷で欠場。復帰戦をなんとか滑りきった形だが「1番の不安は体力面だった。練習が全て」と反省しきり。「悔しい分、練習しがいのある内容だったと思う」と、五輪代表を争う全日本選手権(12月、東京)を見据えた。

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