ロシア、平昌五輪前に不正否定 国家ぐるみドーピングなしと発表

 【モスクワ共同】ロシア連邦捜査委員会は8日、2014年ソチ冬季五輪に出場した自国選手の薬物使用検査を巡る捜査結果を発表し、国家ぐるみのドーピングはなかったと結論付けた。世界反ドーピング機関(WADA)が昨年7月、国ぐるみの関与があったとの調査報告書を出していた。

 国際オリンピック委員会(IOC)はロシア選手団の来年2月の平昌五輪への出場可否を巡り、ソチ五輪で採取したロシア選手の検体を再検査中で、12月の理事会で最終判断を下す見込み。ロシアはこれに先立ち、改めて組織的不正を否定した。

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