東芝が運営見直し 名門野球部、ラグビー部

 経営再建中の東芝は9日、野球やラグビーなど企業スポーツのチーム運営を見直す考えを明らかにした。稼ぎ頭の半導体子会社「東芝メモリ」(東京)を売却した後も安定的に利益を出せる体質にするため、本業と関連性の薄いテレビ番組のスポンサーやスポーツ支援も例外なく経費削減の対象とする。

 東芝の野球部は都市対抗野球大会で7度の優勝を誇り、プロ野球にも巨人などで活躍した高橋尚成ら多くの選手を輩出した名門チームだ。ラグビー部も日本代表主将のリーチ・マイケルが所属する屈指の強豪として知られる。仮に東芝が両チームの運営を見直すことになれば影響は大きい。

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