大相撲、混戦の年間最多勝争い 日馬首位、最少の可能性も

 12日に初日を迎える大相撲九州場所(福岡国際センター)では年間最多勝争いも注目される。現在の首位は横綱日馬富士で47勝。関脇御嶽海が45勝で続いている。

 99年ぶりに3横綱2大関が休場の先場所が象徴するように、今年は上位陣に休場が続出。年6場所制となった1958年以降最少の60勝(関脇貴花田=92年)を下回るほど、低レベルの最多勝に終わる可能性もある。

 報道陣からトップであることを聞いた日馬富士は「そうなの?俺も初場所を途中休場しているのにね。まあ頑張るよ」とかわした。今年は5場所全て勝ち越しの御嶽海は「自分が2位ということが驚きでしかない」と口にした。

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