佐藤洸彬、国立大生スケーターは大学院で「フィギュアについて研究する」

 「フィギュアスケート・NHK杯」(12日、大阪市中央体育館)

 日本選手5人が大会から一夜明けた感想を語った。GPシリーズデビュー戦で11位に終わった男子の佐藤洸彬(ひろあき、21)=岩手大=は「悔しい思いをバネに次はいい演技をしたい」と雪辱を誓った。

 10月の東日本選手権では2位。華やかで個性的な演技が特徴だが、今回はミスが相次ぎ満足いく演技ができなかった。「初めての舞台で雰囲気はいつもと違った。楽しかったこと、学ぶことも多く、いつもと違う力の入り方だった」と初の大舞台で多くの収穫を得た。

 岩手県盛岡市出身で、岩手大教育学部4年生。国立大所属の異色スケーターは「ずっと盛岡で県外に出ず練習してきた。盛岡の子たちもこういう舞台を目指せるようになってほしい」と願う。

 平昌五輪男子3枠の3枠目は混とんとしており、候補の一角にも上がる。「全日本(選手権)が1カ月後にある。それまでに特にフリーを練習したい」と追い込みをかける。

 また、来春には同大の大学院へも進学。「スポーツ関係、自分が関わってきたフィギュアについて研究したい。教え方や覚え方など切り口はたくさんある」と文武両道の夢を描いている。

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