羽生結弦「10日間は絶対安静」とコメント 強化部長「4、5週間」の復帰見通し

 「フィギュアスケート・NHK杯」(12日、大阪市中央体育館)

 右足首の靱帯損傷で欠場した羽生結弦(ANA)について、日本スケート連盟の小林芳子強化部長が12日、NHK杯が行われている大阪市中央体育館で取材に応じ、羽生サイドのコメントを発表した。

 羽生から届いたという「10日間は絶対安静と医師から言われました。その後3、4週間で元に戻ると見ておりますが、あくまで予定でございます。何とか全日本までに間に合うように治療、リハビリに努力いたします」などのコメントが読まれた。同強化部長は「(元の状態まで)ケガをしてから4、5週間ということ」と説明した。

 前日に羽生の所属先の城田憲子監督と会談した小林強化部長は「本人は全日本までに元のレベルに戻すよう頑張る、その一心」と説明した。全日本選手権(12月20日開幕、東京)に間に合わせるつもりだという。強化部としても「彼の気持ちを尊重して、今は間に合ってほしいと思っている。その気持ちをサポートしたい」と話していた。

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