小川直也ジュニアが講道館杯初V 明大3年の小川雄勢が男子100キロ超級初優勝
「柔道・講道館杯」(12日、千葉ポートアリーナ)
男子100キロ超級で、元世界王者の小川直也氏を父に持つ大学3年の小川雄勢(21)=明大=が、決勝で元五輪代表の上川大樹(京葉ガス)に大内刈りで一本勝ちし、初優勝を飾った。
柔道王の遺伝子を持つ男がついにビッグタイトルを手にした。実績のある上川に対し、左組みからの大内刈りで見事に一本を奪取。「昨年のこの大会で負けてから、ライバルたちと差がついた。優勝したい気持ちが強かったのでうれしい」とホッとした表情を見せた。
直也氏に続き親子での大会制覇となったが、「おやじにはいつもまだまだだと言われるので、また頑張ります」と雄勢。12月のグランドスラム東京大会への出場権も獲得し、「しっかり優勝という結果を残せるように頑張る」と気合を入れた。